表参道のイルミネーションは
LED照明を採用したことで電球が熱くならず、
樹に優しいということもあって、
11年ぶりの復活です。
表参道ヒルズの基壇状のガレリアでは、
ツリーのオブジェが飾られ、見る人を
楽しませてくれます。
次々に記念の一枚を写す人々。
足元を見ると木漏れ日のように、
葉の陰が写りこんでいます。
木漏れ日は静かに移動して、時間の移ろいも
演出しておりました。
基壇のセンター付近に
(携帯写真を構えている人々)
に立つと、パイプオルガンの音色に乗り、
クリスマスの教会音楽が
波のように聞こえてきました。
四隅に設えたスピーカーがセンターに向かって、
臨場感を醸し出していたのです。
暖房機ではなく、スピーカーです。
ガードマン氏がしっかり温まり守ります。
それにしても音が遠くへ行ったり、
近くへ行ったりとまるで教会の鐘の音のように
聞こえてきます。
もう少し注視をすると、天井に取り付けられた、
パラボラアンテナのような皿上のものからも
音が発せられて、縦横無尽に動き、
音を拡散しているのがわかりました。
なかなかニクイことをしてくれます。