大工さんが終わると建具屋さんが測りに来ます。

大工さんが床、壁、天井を張り終えると、
大工さんはひとまず次の現場へ行きます。
「ひとまず」というのは建具や家具、電気などの工事が
終わった後で再び大工さんがやってきて、
手を加えるからです。

本日は建具屋さんがやってきました。

大工さんが収納の内部や扉の枠を張り終えたので、
建具の寸法を測るのです。

建具には部屋によって様々な表情があります。
クライアントさまと決めたイメージをより的確なものとするために、
1枚ずつ、設計者、現場監督と製作前の最後の打ち合わせをします。

「弘法も筆の誤り」

名誉の負傷しながらも打ち合わせに精を出す、
建具屋さん。

設計者:「この部屋のこの収納は大きくて若干重いので、
このしっかりした手掛けのあるハンドルでお願いします。」

と、いった感じで進めます。

ポリカーボネートの見本です。
ポリカーボネートとはアクリル板のようなプラスチックの一種で、
透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性などにおいて、高い物性を示すものです。

「機動隊が盾に使っている透明の板」でお分かりでしょうか。

リビング入口の引戸を明るくしたかったのですがガラスでは危険なので
このポリカーボネートを採用しました。

他の部屋では壁や天井の仕上げのビニールクロスを貼るために
クロス屋さんが隙間にパテを埋め込み下地の処理をしていました。

shige

シェアする