バスだって同じでした。

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このバス、左右のバスと比べて車高が低くありませんか?

パンクしてませんから。

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前輪のエアサスペンションの空気圧を下げて
乗降の際に1段目のステップを低くしているのです。

車の振動を軽減するのには板バネを使っていましたが、
1990年代からバリアフリー化の進展による
乗降性改善のために車高調整機能を備える
必要が出てきたこともあって、

人や荷物を積んだ時は圧縮されるので反発力が上がり、
それらをおろすと元の反発力に戻る空気の性質を利用した
エアサスの導入が加速したとのことでした。

人が片ひざをつく姿勢になぞらえて、
「ニーリング機能」と呼ばれています。

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バスの階段です。
3段上がって、踊場があり、90度してから
1段上がります。
両側には手摺もつき、全体も曲面を描き、とても使いやすそう。

住宅での事故は階段が断トツだといいます。
それも下りきる直前が多いので、きっとバスも
同じことなのでしょう。

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通路の幅は一番狭いところで約500ミリ程度。
人間の肩幅が450~480ミリ程度なので本当に
ミニマム寸法です。

航空機のトイレのドア寸法と同じくらいですね。

もっと狭い通路やドアを探したくなりました。(笑)

shige

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