茶室の腰貼りといいます。あの紙のような壁は、、

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茶室や待合いの壁の下部に、和紙を張ることを腰張りといいます。
土壁や砂壁に、体が触れて衣服や壁が傷むことを防ぎ、
同時に室内の美しさを引き立てるものです。

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昔、和紙は大変貴重品でした。
新しく白和紙を漉かれるのもよいのですが、
ここでは数奇の精神に則って、

暦が貼ってあります。
今で言うと新聞紙ですね。

イキです。

20090312_113-1.jpg

右の壁に注目してください。
こちらは二段に貼ってあります。

二段貼りといい、ゲストが座るほうは
帯びがジュラク壁に触れて双方痛まないための配慮を
してあります。

ゲストをもてなす精神がここにもありました。

shige

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