ひさしは大事です。

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深い軒の神社仏閣、屋根のラインも優美にまとまり、
荘厳さを感じます。実はデザイン以上にもっと大切なこと、
それはこの深い庇があることで日本の厳しい環境を
耐え抜いてきたことです。

画像の庇は屋根を構成する垂木(たるき)という棒の上に
更に垂木を載せる事で通常の二倍の長さを稼ぎ出しております。

住宅でここまで伸ばしてしまうとお隣さんに
はみ出してしまうし、コストも大変です。

でも庇が少しでもあることで
外壁面の汚れ防げます。
五月雨程度であれば窓を開けていても大丈夫。

地面に落ちた雨でドロが跳ね上がり、
基礎なども汚しません。

ライフスタイルの多様化で建物のメンテナンスや
それにかかるランニングコストはできるだけ抑えたいものです。

庇はなるべく伸ばしましょう。

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shige

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